借金自体は、決して珍しいことでも、恥ずかしいことでもありません。しかし、借金が癖にならないようにするには「借金するお金の質」にこだわる必要があると言えるでしょう。
必要な借金とは
例えば、結婚式やお葬式が重なってしまって、給料日までに6万円が必要だ。
というのであれば、必要な借金と言えます。
さらに給料日に返済できるメドもあることになります。
状況にもよりますが他にも
- 出張費が必要
- 家族の入院費、治療費が必要
- 家族の介護費用
- 生活費が足らない
- 学費が足らない
など、必要不可欠な状況の場合は、借金をすることは悪いことではないのです。
そもそも、住宅ローンも、自動車ローンも、借金です。
日本人のほどんどの方が必要なものには借金をしているのです。
不必要な借金とは
なくても我慢できる借金は、不必要な借金と言えるでしょう。
例えば
- ブランド品を買う
- 海外旅行に行く
- 競馬をする
- パチンコをする
- 麻雀をする
- 車を買う
となくても生活に支障のでないものにお金を使うための借金は、不必要な借金と言えます。
不必要な借金が怖いところは、必要な借金と違って際限がないことです。
例えば、親が入院した入院費を借金するのであれば、入院するタイミングだけの借金で、限度があります。
しかし、ブランド品を買うという借金の場合、一つ持ち始めれば、もっと良いのがほしい、違うブランドが欲しい。と欲望にきりがないのです。
結果、借金の金額もどんどん膨らんでいってしまうという危険性をはらんでいるのです。
これはギャンブルでも同じです。
まとめ
借金をするときは、必要な借金なのか?なくても我慢できるものなのか?
一旦踏みとどまって考えてみると、借金が癖にならない可能性が高いのです。